複数内定!企業選びに悩んだ時の対処法!

複数内定でたときの 企業の選び方
記事内に広告が含まれています。
プロモーション

新卒採用の内定率が6月1日時点で65.7%(ディスコ)となっており、一人当たり平均2.0社の内定が出ている超売り手市場です。

うちも20人くらいに内定を出しましたが、採用担当者としては内定辞退の連絡におびえる毎日です。

もし、自分に合っていない企業に入った場合、時間の無駄です。我慢して10年勤めた日には10年間を無駄にします。

新卒採用と新入社員研修を7年続けていますが、数日で辞める人も見てきました。

話を聞くと、完全に会社選び間違ってる。もっとよく考えようよとなる。

だからこそ、就職活動中の学生さんにはしっかりと考えてほしい。

また、自分自身新卒で入った会社は、マジ時間の無駄だったし、今の会社も正直良かったといえるのか。。。といった感じですが。。。

プロモーション

会社選びの失敗事例

前職から合わせて100人くらいの新入社員を見てきました。その中での失敗事例を紹介します。

文系卒 Aくん(営業職志望)

Aくんは、TOEIC700点を超えており、語学力が堪能だったので、海外営業を志望していました。しかし、就職した企業では、海外展開はしているものの、商社経由が多く、現時点では直接、海外とやりとりするというケースはまれ。しかも、製品が特殊な為、製品知識を身に着けるためにも、すぐに海外での営業とはいかないわけです。

すぐに、直接的な海外営業に携わりたいAくんは、1ヶ月ほどで会社を辞めました

Aくんについて

自分のしたい事に対して、その会社でできるのどうかを調べていなかったことが失敗の原因です。内定前に、どの時期までに海外営業に携われるのか、どういった海外営業をしているのかをきちんと聞いていれば、間違えなかったはずです。

理系卒 Kくん(システムエンジニア職志望)

Kくんは、現役東大卒です。当時、東大生を採用できたと喜んだものです。頭が良く、上昇志向も高い。入社した会社は、大手SIarからの下請けしかしていない100名ほどの会社だったので、大きなシステムの一部しか担当しないので、大きな仕事はできない。満足できるはずもない。

また、才能を伸ばす仕組みや風土も会社に備わっていなかったので、いつも意味があるのかと悩みながら仕事をしていました。モチベーションを落とさないよう相談に乗っていましたが、あまりに職場の雰囲気が、彼と合わなかったため、部署異動を提案したのは懐かしい思い出です。

Kくんについて

彼は、続けていますが、今でも仕事に満足していません。彼の才能であれば、下請けのBtoB企業よりも、動きの速いBtoC企業が向いていたなぁと悔やまれます。自己分析不足ですね

改めて自己分析をして、合う企業を探そう

Aくんの場合は、会社の調査不足。Kくんの場合は、自己分析不足です。会社を決めるという段階で改めて自己分析をしましょう。

今の自分

働いた経験はないので、主に性格面で分析しましょう。

安定志向                 変化を好む

人と関わるのが好き            人と関わりたくない

かまってほしい              ほっといてほしい

怒られて伸びるタイプ           褒められて伸びるタイプ

わいわいしているのが好き         もくもくとしているのが好き

期限に余裕をもって提出する        期限ギリギリか遅れる

自分で考えるのは苦手           指示されたくない。考えたい

飽きやすい                ずっと続ける

世間体を気にする             世間はどうでもいい

 

各項目、自分がどちらに当てはまるのかを正直に応えることです。

そうすると自分がどういった人間か見えてきます。客観的にこういう人というイメージをもって、どういった企業だと働きやすそうかを考えます。

また、内定企業に対しても、各項目で考えます。それぞれの判断方法を矢印で記載します。

安定型              リスク型 ⇒企業情報

人とのかかわりが多い       少ない ⇒職種や先輩社員の話等

面倒見がよい           さばさばしている ⇒OBや職場訪問

上司が怒る(可能性がある)    褒められている ⇒先輩社員やOB訪問

職場に活気がある         もくもくと仕事している ⇒職場訪問

提出物が多い           提出物がない ⇒先輩社員、業務内容

能動的に仕事している       主体的に仕事している ⇒先輩社員、組織体制

事業が多彩            事業が限定的で継続している ⇒歴史、事業内容

世間的に問題ない         世間的に問題ある ⇒事業内容、会社規模

 

各企業に対して、行って共通点の多い会社をピックアップします。項目は自由に増やしていいです。自分の価値観ある物を抜き出してください。

将来の自分

将来どうなりたいのか、5年後、10年後について考えます。その将来の自分がかなえられそうかどうかがポイントとなります。

先ず漠然と考えてみてください。

お金持ちになりたい

収入はそこそこでストレスなく生活したい

将来的には実家近くで働きたい

趣味にお金使いまくりたい

海外で仕事がしたい

などなど。

お金持ちになりたいのであれば、年功序列でない成功報酬型に近い労働環境のある会社がいいと思うし、ストレスを抱えたくないのであれば、公務員気質の安定した企業ということになります。

場所も重要です。例えば、福岡出身でゆくゆくは福岡に戻りたいと考えれば、支店が福岡にある会社ということになります。

最初から転職を視野に入れるのもありです。30歳までは東京でバリバリ働こう。しっかりとスキルアップして、資産も貯めて、転職して福岡に戻って、収入そこそこで定時で帰れる仕事をしよう。とか。

そうすれが、なぜその企業に入るのかの目的がはっきりします。将来的プランに合った企業選びをしてください。

将来プランは人に言う必要はありません。近しい友人にだけ共有しておけば、方向性が間違ってきたときに、指摘してもらえます。

最後に

どんなに考え抜いても、間違えることはあります。間違えに気が付いたときは、すぐに軌道修正を行ってください。

プランを修正してもいいし、会社を辞めてもいいです。

先ずは、家族や友人に相談しましょう。相談しても力になってもらえなければ、TwitterやFacebookで発信してもいいです。誰かに共感してもらえると、それだけで力になります。

一人で抱え込まないことです。僕はそれで失敗しているので。。。

おばさんのお世話に7年間も費やしてしまった。マジ無駄な時間。。。

フリーランスで稼いでいる人もいるので、生き方は無限にあります。

コメント