転職にはエージェント?ナビサイト?(エージェント編)

転職サービスは エージェントがいいの?
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転職を始めるにあたり、いろんなサービスがある中で、何を使えばいいのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

僕も転職の時は、リクナビNEXTやエージェント、DODA等、様々なサービスに登録していました。進める内に使い続けるもの、使わないものが明確になっていきました。

料金がかかるわけではありませんが、多くのサービスに登録するとDMの数は大量になるので、メール管理が大変です。時には、大事なメールが埋もれてしまって、連絡が遅れてしまったこともありました。

なので、あまり多くのサービスに登録することはオススメしません。個人情報を登録しますし、個人情報保護の観点からもサービスは絞った方が良いと言えます。

僕の場合は、最終的に利用したサービスは、リクナビエージェントとDODAの2つです。僕の場合は、ナビサイトは利用しませんでした。就職活動を始めた当初は日中が忙しかったので、ナビサイトから自分で探し、連絡を取り合うことが難しかったためです。

今回は、そんなエージェントサービスについて、説明します。以前にナビサイトについて説明していますので、そちらも併せてご覧いただき、自分に合ったサービスを利用してください。

転職にはエージェント?ナビサイト?(ナビサイト編)
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エージェントサービス

キャリアアドバイザーと面談を行い、自分の希望や経験にあった企業を紹介してくれるサービスです。リクナビエージェントやDODA、マイナビエージェントといったサービスがあります。エージェントサービスの先駆けがDODAで、求人数ももっとも多いです。

基本的には、以下のような流れで転職活動は進みます。

  1. サービスに登録
  2. 個人情報を入力
  3. 履歴書と職務経歴書を登録
  4. 希望する年収や勤務地、職種を登録
  5. キャリアアドバイザーと面談
  6. 企業を紹介される
  7. 紹介された企業から選ぶ
  8. 選んだ企業に応募の意思を伝える
  9. 書類選考合格であれば面接日程の調整依頼が来る
  10. 面接後、キャリアアドバイザーに感想を伝える
  11. 合否連絡が届く
  12. 9~10を繰り返す
  13. 内定の連絡が来る
  14. 企業の採用担当と入社までの手続きでやり取りする

といった感じになります。

つまり、採用する企業と転職者の間にエージェントが立ってくれて、やり取り等行ってくれます。イメージ的にはコンシェルジュに近い感じかなぁ。

キャリアアドバイザーに要望を伝えているので、その要望に合致した求人がサイト上に表示されるので、そこから選んで応募していく形になります。大量の求人から、検索項目を絞って地道に探すということをしなくて済むので、ナビサイトよりは求人検索に時間はかかりません。

忙しい人向けのサービスと言えます。


メリット

メリットは何よりも、手間をかけずに済むことです。ナビサイトから応募となると、求人の検索、応募企業とのやり取り、交渉を自分で行わなければなりません。

比較的頻繁にメールチェックや返信が求められるので、平日が忙しいと何かと面倒ですし、大変です。

これを行わなくて良いのは非常に大きいです。

基本的に日程調整はサイトのシステム上で行いますし、連絡の取りずらい時間は事前にアドバイザーに伝えておけば、配慮してくれます。自分で企業と連絡を取り合っていたら、企業毎に説明しなければなりませんが、アドバイザーにさえ伝えておけば済みます。

必ずキャリアアドバイザー(名称はサービスによって異なる)が担当としてつきますので、就職活動の相談を行えるのも心強い点です。転職に慣れている人なんていませんから、どうしても不安になる時があります。そうしたときに、非常に頼もしいです。

履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれて、アドバイスもしてくれます。僕は、採用側の人間だったので、必要ないと思っていましたが、実際見てもらってアドバイスもらうと参考になります。結構、会社によって見方や重視する点も変わってくるので、どうしても志望度の高い企業があれば、その企業にあった書き方を教えてくれる場合もあります。

デメリット

担当につくキャリアアドバイザーに当たりはずれがあります。

やはり人ですから、合う合わないが当然出てきます。また、担当者毎にやる気も違ってきます。

僕の場合は、リクルートエージェントの担当者はかなり仕事熱心で、いろいろと動いてくれて、親身に話も聞いてくれました。一方で、DODAの担当者はドライで、仕事をこなす感が出ていて、相談とかは出来ませんでした。

結果として、DODAで紹介してもらった企業(今の会社)に入社しました。元々、人事だったので、特に何もしてくれないDODAの担当者の方があっていたのかもしれません。しかし、リクルートの方には、とてもお世話になったので感謝の気持ちはリクルートの方が大きいです。

といったように、担当が合わないと最悪です。変えることもできますが、なかなか「チェンジで」とは言いづらいので、別のエージェントサービスに乗り換えてください。

後は、エージェントサービスで紹介された企業の方が、選考のハードルは高くなります

先ず、エージェントを利用する企業は、採用できた場合には年収の35%をエージェント会社に支払う必要があります。年収500万円でも、175万円かかります。

5人採用したら875万円!!

つまり、大量採用には向かないのです。

しかも、掲載料がかかるわけではなく、完全成功報酬なので、いい人が見つかるまで採用しないとなっている場合もあります。

エージェント側としては、可能性がゼロでなければ紹介するといった感じなので、高望みしてしまうと、応募しても応募しても受からないという場合も有り得ます。

また、受かりそうな求人を紹介されることになるため、受けたい企業が見つからないといったことになる場合もあります。

更に僕の経験からして、企業情報に踊らされてしまう場合があります。面接での感触や企業の採用状況の動向など、エージェント経由で情報を得ることが出来ますが、惑わされる場合があります。

というのも、企業側の担当者と、転職者側の担当者が異なるため、情報にかなりのフィルターがかかってしまいます。以下の通りです。

企業側 採用担当者

↓(内情を話せる範囲で伝える)

エージェント会社 企業担当者

↓(要約して伝える)

エージェント会社 キャリアアドバイザー

↓(良い情報を盛って伝える)

転職者

これじゃぁ、正確な情報が得られません。大手企業ではなくて、小さいエージェント会社であれば、企業担当とキャリアアドバイザーが一緒の場合があるので、そういった場合はかなり生に近い情報を得ることが出来ます。

他に選考者がいるのか等、企業側の情報が気になるかとは思いますが、気にしないことです。経験上、一つの会社に固執してはいけません。ダメなところはダメなんだから、気にせずいろいろ受けることです。

どういう人がエージェントを利用するといいのか

  • 5年以上社会人経験のある転職活動を始めて行う人
  • デスクワーク中心の人
  • 残業が多く忙しい人
  • ズボラな人
  • メールが苦手な人
  • 大きく収入を上げようと思っていない人

ですね。とにかく転職初心者にはうってつけです。しかし、第二新卒になるような人にはオススメできません。経験がないので、紹介料を払ってでも雇おうと思う企業はほとんどありません。

後は、忙しい人や面倒くさがりな人にもあっています。自分でメールを打つ必要もないので、メールが苦手っという人にもぴったりです。

ただ、年収を大きく上げたいという人は、余程の専門性がないと難しいでしょう。大きく年収を上げようとは思っていない。UターンやIターン、今の会社と違うキャリアを積みたい、労働環境を改善したい、人間関係を改善したいという人には向いているサービスと言えます。

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