転職で失敗しないための会社の選び方! 注意しないと大変なことになる!

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転職して9ヶ月経ちますが、正直失敗したかもと思っています。これまで6年間採用業務を行ってきたのに、まさか自分が失敗するとは。。。

まだ結論を出すのは早いですが、現時点でそう思ってしまっているというのは、かなり問題です。

転職の目的が前職の上司の手の届かないところに行くことが目的だったので、目的を達成しているのですが、変な人はどの会社にもいるものですね。種類は違いますが、今の会社の経営陣に強烈な人がいます。

しかも、業務上関わることが多いし、プライベートもかなり誘われる。

ヤバい!!同じ失敗を繰り返すことになる。早く副業を軌道に乗せて退職しないと!

ということで、転職に失敗した採用担当者が教える転職で失敗しないための会社の選び方です。

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先ずは自己分析から

転職するには必ず動機があります。

残業が多い、給料が少ない、評価されていない、上司と相性が悪い、病気になった、いじめにあった、親の介護が必要、などなど。

今の会社を辞めて何をするのかしたいのか。労働環境を改善したいのか、挑戦したい仕事があるのか、給料をアップさせたいのか、田舎に帰りたいのか。

何のために転職するのかを考えてみて、目的意識をはっきりさせましょう。

そして、必ず家族や友人に相談してください。特に結婚している人や予定のある人はパートナーに相談して、家族としてどうなりたいかを話し合ってください。

絶対に譲れない条件を決めておくことです。迷いを持ったら、目が曇りますし、そこにつけこまれます。

採用が難しいこの時代において、企業は最低限働いてくれそうと思ったら、何が何でも獲得に動きます。嘘にならない程度によくみせます。

そうすると心が揺れてきて、他の選考が思わしくなかったりすると、良くしてもらえてるし、なんか引っ掛かるけどココに決めようとなってしまいます。

そうなってしまうと、採用担当の思うツボなので、基本信用しないことです。

よく人で会社を決めるという人がいますが、人を基準にする場合はマイナス評価にしか使わない方がいいです。

大体の会社の採用担当者は人当たりも良く、魅力的な人が多いです。

でも、それが仕事なのでよく見えて当たり前です。変な人がいる会社はどうかしてる。

だから、採用担当者や面接官の人柄をプラスに判断しないでください。この人に惹かれてみたいなことは最悪です。その人とだけ仕事するわけじゃないですし、よく見せてるだけですから。

僕はそれで失敗してます。
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何を基本に会社を選べばいいのか

それは、条件・待遇と数字、そして評価制度です。

条件・待遇とは、給与、勤務地、休日日数、業務内容、福利厚生、住宅手当等の各種手当、労働環境です。

数字とは、売上や利益、残業時間、有給取得日数、退社時間、36協定で定めている残業時間の上限、過去5年間の自己都合退職者の数です。

それぞれ選考に進む前に確認すること。選考中に確認すること。内定後に確認することがあります。

選考前に確認すること

このうち、給与、勤務地、休日日数、福利厚生、各種手当とざっくりとした業務内容は求人票で確認できますので、条件の合わない企業は選考を受けないでください。

企業側としても迷惑です。

上場企業であれば、売上と利益は公開しているので、確認してください。

赤字が続いている若しくは売上が伸びておらず、利益率が3%未満が続いている企業は要注意です。お金がないので、社員に無理を強いる可能性大です。

後は、利益率が30%超えるような企業も危ないです。社員に還元していない可能性があります。適性利益率は一般に5%~10%と言われていますので、利益率が高い企業も要注意です。

選考中に確認すること

詳しい業務内容と労働環境です。

業務内容については、何をするのかをしっかりと確認してください。

そして、労働環境はどういうところでどんな風に働くのかということです。

例えば、技術系でありがちなこととして、親の傍にいたいと思ってUターンで転職したものの、出張が多くほとんど実家にいない。

こんなことになったら、転職した意味ありません。

だからこそ、どれくらいの頻度で出張があるのかや、部署の人数、年齢構成などは確認しておいた方がよいでしょう。

業務内容と労働環境の細かい確認は、意欲を示すことにもなるので、面接でもよい評価に繋がります。

内定後に確認すること

ここからが本番です。

残業時間、有給取得日数、退社時間、36協定で定めている残業時間の上限、過去5年間の自己都合退職者の数について確認しましょう。

先ず、内定は複数とるべきです。複数内定があることを企業に伝えると、気になることは何でも聞いてくれということになるので、遠慮なく訪ねてみましょう。

全くのホワイトな会社であれば、自信をもって教えてくれるでしょう。

言い渋る会社や表情が曇る会社は要注意です。

聞きづらい場合は、「自分はあまり気にしていないんですけど、家族がどうしても確認しろってうるさくて」などと言っておけばいいのです。

●残業時間と退社時間

残業時間は平均と最大、最大の場合の理由を聞いておきましょう。

後、大体の退社時間も確認しましょう。残業時間と退社時間に乖離がある場合はサービス残業が発生しています。

●有給取得日数

有給が取りづらい会社でないかを確認します。平均を聞きましょう。休日日数が多い会社は少なくなる傾向がありますが、権利を行使できているかの確認ができます。

申請方法についても聞いておくと畳かけられます。基本的に会社に理由を言う必要はないので、理由を問うような申請方法をとっている会社は実態も確認しましょう。

●36協定で定めている残業時間の上限

特別条項を設ければ上限を青天井に設定できます。200時間とかなってたら、労務担当の知識不足で管理が疎かになっているか、200時間の残業があり得るということなので、完全にブラックです。

●過去5年間の自己都合退職者数

退職者の多い企業は退職者が多いだけの理由があります。よく求人票などに掲載されている退職率はその年たまたまかもしれませんので、5年分くらいは聞いておきましょう。

ある年から急に増えていたり、減っていたりしたら、理由を聞きましょう。経営者が変わって労働環境が悪化したり改善したりが考えられます。

増加傾向にある会社はやめた方がいいです。環境を改善する気がないということなので、辞めたい奴は辞めればいいと開き直っている可能性があります。

そうなると企業として終わりです。完全にブラックですので、絶対に入社しないでください。潰してしまった方が世の中のためです。

後、常に一定という会社は、戦略的に退職管理を行っている可能性が高いです。

昔のリクルートは、頭の柔らかい若い人材で社員を構成するために、自営業の次男を採用していました。ある程度の年齢になったら家業を継ぐために辞めるからです。

一定に場合は理由を聞いてみて、判断しましょう。

おわりに

勢いや企業イメージ、採用担当のイメージで決めちゃダメです。

必ず内定は複数取ってください。今のご時世であれば、本気で転職活動を行えば3、4社くらいは取れます。

就職エージェントのサービスはリクルート、マイナビ始め多数存在します。

使えるサービスはしっかり使ってください。転職者は無料です。

その代わり企業側の金額はえぐいけど。。。

内定辞退や選考辞退の連絡は必ず行ってください。エージェント通して行うので、精神的にも楽です。

理由を聞かれるかもしれませんが、何でもいいです。もっといい企業が見つかったのでとかで大丈夫です。

企業側も内定辞退は想定しています。優秀な人材ほど可能性は高いですし、そうでない人材でも内定辞退されます。そんな時代です。

最後の早期離職は避けてください。再就職する際に書類選考が通らなくなります。

そうならないためにも、会社選びは慎重に行ってください。

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