そろそろ転職かなぁ。
売り手市場っていうけど行先あるのかなぁ・・・
という方に是非読んでほしい記事です。3分ほどでサクッと読めますよ。
商品開発や新しい事業を行う場合、市場の動向を探り、より売れる販売戦略を立てるのは当たり前に行われています。
転職でも同じことで、自分という商品を働きたい業界や会社へ売り込むためにマーケティング活動をしっかりと行う必要があります。
それには、自分という商品価値を的確に把握し、需要とマッチさせることで思いのほか簡単に内定は獲得できます。
これは、本当に重要で、もしマッチしないまま転職できたとしても、求められる要求が高かったり、そもそもやりたい仕事が出来なかったりと辛い思いをし、また転職ということになってしまいます。
また、売り手市場と言われていますが、職種や業種で見た場合、一部の業種のみだということがわかります。自分の市場がどうなのかはしっかり確認しましょう。
転職をしようと思ったときに、自身と向き合い、なぜ転職するのかを考えるためにも、マーケティング活動は必要不可欠です。
以下を参考に自身が攻めるべき、転職市場を把握しましょう。
転職マーケティングの心得 市場調査
転職市場は大きく4つに分類され、そこから業界や職種に分類されていきます。
1.第二新卒
先ずは、第二新卒です。就職して、3年目までがこのカテゴリに入ります。
経験よりもポテンシャルを求められます。
比較的、異なる業界への転職が容易な市場となります。
但し、積極採用している企業は限られてきますので、市場は限定的です。
再挑戦が比較的にしやすいというのが利点です。受け入れ企業のハードルも高くありません。それでも不安に感じる方は、ビジネススキル講習を受けながら、転職サポートしてくれるサービスもあります。
第二新卒の転職を得意とするエージェントサービスもありますので、先ずは登録してみることをおススメします。
2.専門職
看護師や医者、労務士、弁護士、司法書士等の専門資格を所有している人たちの転職です。
職種により、動向が異なるので、自分が何にあたるのかによって対策も変わってきます。
市場規模も小さいです。
3.エグゼクティブ採用
役員クラス、最近では課長クラスの管理職でもこの分類に入るようになってきました。
エグゼクティブクラス用の転職サイトやエージェントサイトもあります。
おおむね年収1000万円以上の方が対象となります。
市場規模は4つの中で最も小さいが、転職に成功すればほぼ確実に年収が上がる市場でもあります。
4.一般中途
多くの人が、この分類に含まれます。
年齢としては、20代後半~になります。ポテンシャルよりも経験が求められます。
どの業界でもこれまでの経験が求めらえることが多く、業界や業種を変えることは難しい市場です。
市場としては一番規模が大きく、業界や業種で市場を細分化して分析する必要があります。
25歳~27歳ぐらいの人では、第二新卒としての境界があいまいなため、どっちの市場を攻めるかと判断に迷う人も多いはずです。
業界や職種を変えるのであれば、第二新卒枠で攻めた方がいいです。第二新卒に対しては研修を用意している会社が多い為、安心して飛び込むことが出来ます。
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一般中途転職市場のマーケットについて
業界や職種毎に、求人が出されています。
新卒の時は、大体の企業が総合職として、職種をあまり絞らず採用を行い、入社後に決まっていく場合が多いのですが、転職市場では経験が求められるため、職種を絞って求人を行います。
企業が求人を出す理由としては、事業拡大による人員不足、欠員を補うための補充などであり、その仕事をできる人が欲しいわけです。
そして、求人倍率は職種や業種によって異なります。
上記を見てわかる通り、IT・通信系のエンジニアは求人倍率が8倍になっており、転職者1名に対して、求人数が8社もあるような状態です。
しかし、事務系は求人数が以上に少なくなっています。金融業界も求人数が少ないので、例えば、銀行の事務職はほとんど求人はありません。
自分がどの業界で働いて、職種は何なのか。これだけで、転職先となる企業の間口は広いのか、狭いのかがわかります。
IT・通信系のエンジニアの方であれば、それこそすぐに転職することが出来るでしょう。その為、退職を決めてから転職活動をしても、余裕を持った転職活動が出来ます。
しかし、銀行の事務をしている方が、転職しようとした場合、選べるほど企業はなく、ようやく見つけた企業も書類選考で落とされる。といった具合に、なかなか決まらないということになってしまいます。
慎重に動く必要があります。また、経験の活かせる似た職種や業種に変更することを検討する必要もあります。
転職を考えている方は、転職の目的をしっかりと定め、自分の市場をしっかりと分析してくだしさい。
目的がしっかりしていれば、難しい市場でも向かっていくことができます。目的に合わせて攻める市場を変えることもできます。
自己分析とマーケティングは転職活動の両輪です。
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