先日、ずっと気になっていたお店にようやく行くことが出来ました。
四谷三丁目の車力門通りにある居酒屋「煙人」です。
店名からわかる通り、燻製が売りのお店です。というか、燻製しかありません。
何度か店の前を通ることがあったのですが、いつもいっぱいだったので、予約をとって妻といってきました。
雰囲気
店に入ると手前にカウンターがあって、奥に座敷があります。
座敷には2名席と4名席があり、つなげると最大6名の席になります。掘りごたつではありません。
それ以外はカウンター席で、8~10席程でした。
団体客は入らないため、こじんまりとした飲み会やちょっと飲みにといった感じでの利用が多いように思います。
僕は、奥の座敷に入りましたが、カウンターはそこそこ埋まっており、常連さんっぽい人もいて、アットホームな感じでした。
店員さんは女性2名でそこそこ若い感じでした。常連さんと話していた内容から、一人は沖縄出身のようです。
外からのぞくと、カウンター席は埋まっているし、常連さんらしき人がいて、ちょっと入りづらい雰囲気はありますが、入ると笑顔で迎えてくれるので、車力門通り沿いの中では入りやすい方だと思います。
店内は、割と暗めの証明ですが、燻製屋っぽい面持ちがあります。座敷の方は割と明るかったです。
料理
料理は、ほぼすべて燻製です。
メニューの種類はそこまで多くありません。大体一品700円前後でした。単品で頼んでもよかったのですが、コースで頼めば、いろいろな燻製料理を少しずつ味わえるということだったので、今回はコースにしました。コースは一人前3,500円です。
燻製になると香ばしさが加わり、味の深みが増して、どれも格別でした。
妻はコンビニで売っている燻製チーズは苦手なんですが、煙人で出された燻製チーズは美味しいと言って食べていました。実際、コンビニで売られているものより格段においしかったです。なぜ、こんなにも違うのかと疑問に思ってしまいます。
特に僕が気に入ったのは、アサリの燻製とシシャモの燻製です。
アサリの燻製って珍しいですよね。もともと、貝類は好きなのですが、燻製で香ばしくなったアサリは、普段のアサリとはまた違って味が濃く凝縮されていました。
シシャモも好きで、普段よく食べているだけに、また違ったシシャモの食べ方が見つかり、感動しました。
後は、おにぎりもよかったです。おにぎりが燻製になっているのですが、ちょっと硬めに炊いてあり、ご飯の硬さがより香ばしさを演出しており、味わいが増します。燻製用のおにぎりをすごく研究されたんだろうなと妄想が広がります。
美味しかったので、追加でおにぎり注文しました。メニュー見て気になったハバネロ味噌を注文したのですが、予想を超えて辛かったです。中本の北極ラーメンとか普通に食べれますが、久々に堪えました。辛いというより、痛かったです。美味しかったですけど。注意が必要です。
利用シーン考察
今回、妻と二人で利用させていただきましたが、夫婦水入らずでしっぽりまったりしたい場合には、最適です。同じようなお客さんも多いですし。
また、会社帰りにちょっと一杯という場合にも、部下や上司と深い話ができると思います。
逆に、宴会には向きません。そもそも、人数が入らないですし。
最大人数は6人といったところです。
また、初デートには向かないでしょう。燻製が好きかどうかもわかりませんし、何より服に匂いがつくので、嫌がられること必至です。
付き合ってから仲が深まり、いろいろなお店に一緒に行く中で、「『煙人』って燻製のお店があるから行ってみない?」という感じがベストです。
そんなお店です。
最近では、自宅で燻製を作る人もいるそうなので、そういう人は是非『煙人』に行ってみてください。新しい発見がいろいろとあると思います。
普通に美味しいので、燻製に興味ない人にもお勧めです。ただし、服に匂いがつくので、匂いがついてもいい服でいくようにしてください。
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